フィギュアスケート観戦について思うこと

バンクーバー五輪シーズンからの永遠のにわかファン。皆違って皆良い、をモットーにマイペースに観戦しています。

「好きなものは好きだ」と自信を持って言えるために…

Twitterで呟き始めてから、多くのフィギュアファンの方と相互フォローさせていただきました。

当ブログをご覧になられたという方もいらっしゃって、大変嬉しいです。。

 

以前、こちらの記事(バッシングに傷つけられたファンの方へ - フィギュアスケート観戦について思うこと)にて、悪質なアンチと向き合っておられる方に関してくれぐれもご無理なさらないように、と記載致しましたが、

これに関しては、精神的に苦痛を感じるほど無理はしないで下さい、という意味だけでなく「自分まで相手と同じことをやってしまわないように」、という意味も込められています。

 

相互フォローしている方の中には見かけませんでしたが、何人かのファンの方の中には、アンチへの恨みが募った挙句、そのアンチ側の応援している選手に対して悪口を言ってしまっている人を見かけました。

(アンチが「マナーの悪いファン」に擬態しているという可能性もなくはないですが、全てがそうだという確証はありませんし、何とも言えません…)

 

以前にも上記の記事にて書かせていただきましたが、好き嫌いは個人の自由です。

アンチの人が褒め讃えている選手のことを、たとえ選手本人は悪くないと頭では理解しつつも内心苦手に思ってしまうのも、人間としてごく自然な感情だと思います。

 

しかし、選手へのバッシングや悪質なデマを批判している側の人まで、相手と同じことをしてしまっていたらアンチの思う壺です。

そういうことを続けていると、自身まで「アンチ側の人間」になってしまいす。

 

自分は好きな選手をさんざん叩かれてきてこんなに辛い思いをしてきたのだから、同じことをやり返してやろうという気持ちは、その選手のためという義憤などではありません。ただの私憤です。

 

私はただの一ファンにすぎませんし、どの選手のファンも皆仲良くしようよ、と押し付けるつもりはありません。

考え方、感じ方は人それぞれですし、いつだって公平中立な視線を貫くということはなかなか難しいでしょう。人間ですから。

ただ、そんなことをずっと続けていてしんどくならないのかな?

フィギュアスケートを好きだ、と自信を持って言えるのかな??…という気持ちになります。率直に言うならば。。

 

アンチをこのまま放置しておいて良いのか、という方もおられるかもしれませんが、

幸いというか何というか、アンチのあまりにも非常識な振る舞いのおかげ(?)で世間一般の反応を窺ってみても、フィギュアスケート界隈にはどうもおかしなアンチがいるようだ、ということは少しずつ知れ渡ってきているようです。

フィギュアスケートに何の興味もない、ごくたまに私のフィギュア話に付き合ってくれているだけの知人ですらアンチの存在は察していたぐらいです

(彼もTwitterをやっていますから、選手の名前で検索をかけてみていろんな情報を目にしたのでしょう)

 

おかしな人はおかしな人同士で馴れ合ってせいぜい恥を晒し続けていれば良い、

そして他人に向けて発した言葉はいずれ自分たちにかえってくるだろう…と私は思っています。

(どうしても悪質なデマを拡散されるのを許せない、というのであれば確たる証拠を突きつけながら粛々と反論する、というのが良いかと思います。そこで感情的になってしまったら相手の思う壺ですし、何より怒りの感情を持ち続けるということは精神衛生上あまり良いとは言えませんから…)

 

 

「目の前にいる相手は自分の内面を映し出す鏡」という言葉があります。

自らもアンチに染まってしまうことなく、かつネガティブな情報を気にしない一番の方法は、

「好きなもので自分を満たすこと」 

だと思います。

 

ネット上のバッシングに心を痛めていたり、はたまたアンチへの怒りのあまり本来の自分を見失いかけているという方は、

是非とも自分の好きな選手の演技や、選手同士の仲良し動画などを見て回って癒されて下さい。

 

それでも気分が晴れない、という方は、

いっそのこと一旦フィギュアスケート自体から少し離れて、気分転換に別の趣味に興じてみるのも良いかもしれません。

 

映画鑑賞、アニメ、ゲーム、ウィンドウショッピングetcすぐ始められて気軽にできそうなものなら何でも良いです。

とにかく、安心して心を落ち着かせることができる、好きなもので自分を満たせているという充実感を持てることが大事です。

(しばらくフィギュアから離れていたとしても、別に嫌いになったから離れた訳ではないのでちょっとしたきっかけでいつか必ず戻って来れるときがきます。かくいう私もそうでした。)

 

 

フィギュアスケートに限った話ではありませんが、SNS社会になって、色々と難しい世の中になったなぁ、と学生時代ガラケー世代だった自分は最近つくづく思います

(ちなみに、携帯電話を買ってもらえたのは小学校高学年のときでした。塾帰りが心配だからと持たせて貰えたんですが、当時は小学生が携帯電話って…というような時代だったなぁ。)

 

ネットとの付き合い方は色々と大変なこともあるかもしれませんが、

使い方、考え方次第では楽しいことだって沢山あります。

 

新規のファンの方にも、

以前からのファンの方にも、

是非とも「無理せず」「楽しく」ファン活動を続けていって頂きたいなと思っております。

 

以上です。