フィギュアスケート観戦について思うこと

バンクーバー五輪シーズンからの永遠のにわかファン。皆違って皆良い、をモットーにマイペースに観戦しています。

ブログ始めました〜フィギュアスケート観戦について思うこと〜

突然ですが、ブログ始めました。

 

タイトルにもありますように、私はフィギュアスケート観戦が好きな一ファンです。

この度、平昌五輪において2連覇を成し遂げた羽生結弦選手、

初出場にして銀メダルを獲得した宇野昌磨選手、本当におめでとうございます。

女子の方も、宮原知子選手も坂本花織選手も、初出場にして大健闘でフィギュアファンとしてはとてもめでたいニュースでした。

 

私はTwitterを今までやっていませんでした。

最近になってアカウントを取得しまして、今回の五輪をきっかけにスケート関係の皆さんの呟きをチェックしていったのですが、

選手を讃えるツイートに混じって、特定選手へのバッシングツイート(いわゆるアンチ)も多く見受けられたこと、

ただの悪口ならいざ知らず根拠不明の悪質な情報(A選手はB選手に故意に怪我を負わせたことがあるんだ、等)も拡散されていること

など、残念だなと思われることもありました。

 

せっかくのめでたいニュースに水をさすようなことはやめていただきたい。

ただ、私が「やめて下さい」と当人に注意してもクソリプ乙とでも言われておしまいでしょう。汗

なので、Twitterで直接リプライを送るのはやめて、自分の気持ちの整理をつけるために、こうしてブログとして自分の思いを書き綴ることに致しました。

 

今現在バッシングを続けている方々に対しては何も言いません。

私がこのような片隅でバッシングをやめろと主張したぐらいでやめるならとっくに収まっていることでしょう汗

ですので、ここからはバッシングに傷つけられたファンの方々、

最近フィギュアに興味を持ったはいいもののネット上の一部過激な層に驚かれ、戸惑われた方々に向けて、

私の気持ちをお伝えしたいと思います。

あくまで気持ちというか「願望」なので必ずこうしろなどと押し付けるつもりはございませんが、上記の方々の中で私の言い分にもしご不快になられた方がおられましたら申し訳ございません。

ただ、多くのフィギュアスケートファンは、特定の選手を応援してはいても根本的にはフィギュアスケートという競技そのものを愛しているのだということだけはご理解いただけたらと思っております。

 

どうぞよろしくお願い致します。

ボクらの時代 浅田真央さんの発言に思う

先日、真央さん&鈴木さん&佳菜子ちゃんの三人でTV出演されていましたね。。

 

和やかな話題の中で、真央さんが現役時代のことについて

金メダルを欲しかったのは自分の意志なので、周囲からの重圧のようなものはさほど感じてはいなかったけど、現役後半になってなかなか思うような結果を出せなくなってきたときに「もう限界なんですか」と聞かれたときは辛かった

…と仰っていたのが心に残りました。

番組の中ではそれほど強く感情を露わにすることなくさらっと流されていましたが。。

  

本当のところは、もっと色々とあることないこと雑誌に書かれたり、ぶしつけな質問をされたこともあったんだと思います。

けれども、現役の間はそうした不満を表に出すことは立場上できないので、ずっと黙って耐えてきていたんでしょうね。。

 

先日の羽生選手の発言(週刊誌にあることないこと書かれた、等)もそうですし、

ザキトワ選手が男性アナウンサーから下世話な質問をされたこともそうですし(恥ずかしい……)

何故に日本のメディアはアスリートに最低限の敬意を払うことができないのか。。

まぁ、私自身はもう、メディアに大きな期待はしていないのでいい加減な報道や週刊誌のゴシップ等はスルーを決め込むことにしていますが。

選手側からすればスルーで済む問題ではないでしょうし、あまりにも悪質な内容に対しては今後は法的措置を取ってもよいんじゃないかと思いますね。(ネット上の一般人による名誉毀損と違って相手を特定する必要がない分、さほど時間もかからないし確実に勝てるだろうし訴えやすいのではないかと思うんですが、、どうなんでしょうね。。)

 

 

 

浅田真央さんについて私が思うことですが、

今までの彼女は現役選手として「言いたいけど言えなかった」ことが沢山あったのかもしれません。。

そう考えると、

今後、真央さんがメディアに多く出ることによって、彼女の長年のファンの方でも驚くような発言であったり、またはそんなことがあったのか…と思うような事実が明らかになったりすることはひょっとしたらあるのかもしれませんね。

 

現役の頃のいつだったか、

浅田真央」から逃げることはできない、と仰っていたこともありましたが、

今、ご自身でアイスショーを企画したり、メディアや雑誌で色々と語っておられる真央さんは、

なんというか「フィギュアスケーター浅田真央」というところから一歩踏み出して、一人の女性として第二の人生を歩み始めておられるんだな、、と思います。

 

私は現役の頃からの彼女のスケート、特にポジションの美しさや氷に吸い付くようなスケーティング、ステップが大好きなのですが、

今後はフィギュアスケーターとしてだけでなく、自分と同年代の女性としても、真央さんが歩んでいく道を応援していきたいなと思っていますし、

その過程で、彼女の口からビックリするような発言(イノシシ捌きたい、も含めて笑)が出たとしても、

こういう面も含めての真央さんなんだな、と受け入れて見守っていきたいですね。。^ ^

生きていてくれてありがとう

羽生選手の言葉に心底驚きました。

 

ただ、驚いたと同時に、そんなにも深く傷つき、悩んできた彼がここまで来られたということはコーチ陣始めチームメイトや、何よりご家族の献身的なサポートがあってのことだったんだな、彼は「一人」ではなかったんだな…と心の底から安堵しました。。

 

フィギュアスケート選手というものは、時折「孤独」に見えることがあります。

リンクの上に出て行ったら誰も助けてくれない。どんなに失敗が続いても笑顔で滑り、フィニッシュのポーズまでは沈んだ表情を見せてはいけない。

特にマスコミから注目を浴びている選手ほど、常に良い結果、優等生的なコメントを求められ、「孤高の存在」のように見えてしまうこともある。

けど、実際はそんなことないんですよね。。

彼ら彼女らはスケート選手である前に10代、20代の青少年なんですから。

 

以前、昔は男子はさほど注目されず取り上げられるのは女子ばかりだった、とブログで書きましたが、

注目されるにしてもきちんと「アスリート」として扱われていたとは決して思えない、

年頃の女子選手がフィギュアのフの字も知らぬどこぞのコメンテーターにセクハラまがいの酷いことを言われることもしばしばありました。

スケート連盟はマスコミの取材攻勢に対してあまり臨機応変には動けなかった(まぁ、ここ数年でのフィギュア界を取り巻く環境の変化があまりにも激しすぎたので連盟は連盟で対応に困っているのかもしれませんが…とはいえ、もう少ししっかり選手をガードできるようになってくれたらいいのにな、と思います。。)、

ファンは怒るかスルーするしかなく、選手は黙って耐えるしかなかった。

そんな今までの「なぁなぁ」で済まされていた流れの中で、羽生選手がここまで週刊誌始めメディアの報道にはっきり言及されたのは、本当にこれからのフィギュア界を考えても大きなことだと思います。

恐らく、ただ単に自分が酷い目に遭って辛い思いをしたというだけでなく、ご自身の後輩スケーターのことを思いやっての「敢えての」発言だったのでしょう。。

お隣の国韓国では、メディアの過剰報道やバッシングのせいで命を絶ってしまう芸能人の方が多いと聞きますが、日本でもそのような事態になっていってしまわないよう、週刊誌含め報道関係者には羽生選手のこの言葉を本当に深刻に受け止めていただきたいです。

 

 

 

それにしても、羽生選手の言動からして、私なんぞが思っていた以上にしっかりネットやメディアの動向を見ているのかもしれないな、ということが分かりましたね。。(ものまね芸人の羽生ゆずれないさんの存在も、ひょっとしたらご存知の上で黙認されているのかも…笑)

そこで、羽生選手がSNSを見ておられるという前提で、今後ファンとして気をつけていった方がよいと思われる点が二つあります。

 

まず一つ目。

「アンチは◯ね」「消えろ」などといった「◯」を連想させる言葉は絶対にやめた方が良いです。

誰が見てもあまり気分の良い言葉ではありませんが、特に一度そういった精神状態を経験している人にとっては、たとえ自分ではなく「アンチ」に向けたものであろうと人の存在を全否定するような言葉は非常にショッキングなものです。

心を抉られます。

アンチや悪質な週刊誌のゴシップに憤るお気持ちは分かりますが、そういった思いは自身の中にだけ秘めておきましょう。。

 

二つ目。

以前からもブログで書いている内容と少々被りますが、彼のファンを名乗って他選手、スケーター、そのファンの方々(悪質ファン、ではなくファン全体を一括りにして)を叩いたりしないこと。

もちろん、大半のファンの方はアンチは許せないけど選手のことは叩かないという温厚な方なのでしょうが、残念ながらTwitterではアンチ許せないと言いながらアンチの人達の推し選手やファン全体を叩いておられる方を何名か見かけたことがあります。。

 

今現在、羽生選手へのバッシングで問題になっている人達も、もともとはご自身の贔屓選手を「守ろう」という気持ちで何か気に入らないことがある度にスケート連盟やマスコミにクレームをつけてきたのが、色々あって彼のアンチになった、という顛末があると思われます。

アンチに傷つけられた、嫌な思いをしてきたというファンの方こそ、同じようなことになってしまわないように十分気をつけていただきたいな…と思います。。

こっちは被害者なのに、◯◯ファンの方が悪質なのに何で羽生ファンばかりそんなのいちいち言われないといけないの、、という思考になりかけている人はちょっと注意した方が良いかもしれませんね。

 

アンチという存在の唯一の良いところは「反面教師にできるところ」です。

私自身も、たまにうっかりアンチコメントを見てしまっても、ああいう風にだけはならないようにしよう…と心掛けるようにしています。

そうやって、アンチの人達への怒りや悲しみといったマイナスな感情を、「よい反面教師になってくれている、私はこうならないように気をつけよう」という風に思考チェンジをしてみたら、少しは気持ち的には楽になれるかな…?と個人的には思っています。

宜しければ是非チャレンジしてみて下さい。

(まぁ、精神衛生上よろしくないことには関わらない、のが一番だとは思いますがウッカリ目にしてしまうということもありますしね…)

 

 

今このときになって、ご自身の辛かった気持ちをファンの前でしっかりと語ることができたということは、羽生選手の状態は今はとても安定しているんでしょうね。

また、言葉の端々からもアンチやメディアへの恨み節ではなく、言うべきことだけしっかり言おう、あとは支えてくれた方へ感謝の気持ちを伝えよう、といった前向きな気持ちも感じられます。

 

どうか、羽生選手が今後は本当に「自分のために」生きていってくれることを、

そして、今後他のスケーターが酷いバッシングに巻き込まれないことを、

改めて願っています。

ファンの一人より。。

Number PLUS 購入しました!

普段、こういったフィギュア特集本?はなかなか購入することはないのですが(レジに持っていくのがどうも恥ずかしくて…^^;)、羽生選手五輪2連覇&日本男子金銀というめでたいことですからね~。

堂々と購入してきました。笑

 

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表面のカバー写真は羽生選手、裏面は宇野選手がそれぞれ取り上げられてますね。。

嬉しいことです^^

 

羽生選手に関しては、今まで色々とインタビューを読ませて頂いてきたんですが、

五輪前、特に足首を負傷してからの治療と調整の大事な時期にマスコミから追いかけられることなくクリケットでしっかり調整できていたことが本当に彼にとって良かったなと思います。

五輪二連覇という目標も達成できたことですし、あとはもう本当に「楽しんで」、そして「自分自身のために」スケートを出来るところまで続けていってほしいですね。

4Aについては本田さんのコラムによるとそうそう簡単にできることではないんでしょうが、羽生選手のあの綺麗な3Aを見ると、もしかしたら見られるんじゃないかな…?という気もしています。

ただ、今はしっかり怪我を治して、オフシーズンにはご家族と過ごすなどしてゆっくり休んで羽根を伸ばしてほしいですね。

スケーターである前に、五輪金メダリスト(しかも二連覇)である前に、彼はまだ大学生で20代の青年なんですから。

 

宇野選手に関しては、シーズン始めはものすごく好調だったものの、シーズン後半に行くにつれてジャンプ構成等に関してああした方がよいのか、こうした方がよいのかと試行錯誤を重ね続けていたんだな、というのが分かりました。

そして、そんな中で、やっと「これで良いのかな」という結論が出た中での五輪だったのだな、と。。(そういった過程もあっての、「五輪は特別な試合ではなかった」発言だったんですね。)

昨シーズンの世界選手権では達成感のある銀メダルだったけど今回は悔しさの残る銀メダルだった、という言葉が印象的でしたね~。世界選手権での樋口新葉選手もそうでしたが、「悔しい」という気持ちは後々の成長の糧に必ずなると思うんです。

今度こそやってやる、という気持ちを大事にして、また来シーズン、宇野選手らしい演技を見せて頂きたいですね^^

 

ブログの始めの方にも書かせていただきましたが、私はバンクーバー五輪以前からフィギュアスケートを見ているので、

今こうして男子フィギュアが堂々と取り上げられているのは率直に嬉しく思います。

今となっては信じられない話かもしれませんが、ひと昔前は女子の試合はゴールデンタイムに放送されていたのに男子は深夜にひっそりと…なんていうのが普通にあったんですよね汗

そして、その女子に関しても、スポーツとしてというよりもどちらかというとアイドル目線で取り上げられていたような感じでした。(そもそもGOEとかつなぎとかそんな基本的な技術解説すらきちんと報じられていませんでしたし…)

 

男子フィギュアがここまで注目されるようになったこと、

そしてここ数年でメディアがやっとフィギュアスケートを「スポーツ」として報じてくれるようになったこと(ここ数年でフィギュア人気が高まってきて、視聴者の目も肥えてきたのに比例してやっとTVの中継もきちんとしたものになってきたんでしょうね)

どちらもファンとしては嬉しい限りです。。

女子の方は、今は海外勢の勢いがすごいですが、それでも宮原選手や坂本選手、三原選手や樋口選手など魅力的な選手はたくさん揃ってますし、まだまだ期待したいところですね。

 

最後に、、

今回、雑誌の中では取り上げられてはいませんでしたが、

白岩優奈選手と本郷理華選手、来シーズンも素敵なプログラムを待っています^^

本田真凜選手はアルトゥニアンコーチの元へ行くことになったと聞きましたが、新しいコーチ、新しい環境の中でどのような滑りを見せてくれるのか楽しみですね。

紀平選手もいよいよシニアデビューになるんでしょうか。昨年の全日本で見せて頂いたような3Aをまた見られることを期待しています。。

 

 

~おまけ~

 

 

私はデジモン世代であるとともにポケモン世代でもありまして、、

個人的に、この曲は自分の中でのアスリートの皆さんへの応援ソングとなっています笑

「諦めかけたりしたことも  なかったわけじゃないけれど

旅立ちのあの朝の燃えてるオレが  それでいいのかと問いかけてくるよ」

「喜びと悔しさと  かわりばんこにカオ出してみんなを強くしてくれてるよ」

…などなど、強いメッセージ性を感じられる、元気を貰える良い曲ですよね^^

「好きなものは好きだ」と自信を持って言えるために…

Twitterで呟き始めてから、多くのフィギュアファンの方と相互フォローさせていただきました。

当ブログをご覧になられたという方もいらっしゃって、大変嬉しいです。。

 

以前、こちらの記事(バッシングに傷つけられたファンの方へ - フィギュアスケート観戦について思うこと)にて、悪質なアンチと向き合っておられる方に関してくれぐれもご無理なさらないように、と記載致しましたが、

これに関しては、精神的に苦痛を感じるほど無理はしないで下さい、という意味だけでなく「自分まで相手と同じことをやってしまわないように」、という意味も込められています。

 

相互フォローしている方の中には見かけませんでしたが、何人かのファンの方の中には、アンチへの恨みが募った挙句、そのアンチ側の応援している選手に対して悪口を言ってしまっている人を見かけました。

(アンチが「マナーの悪いファン」に擬態しているという可能性もなくはないですが、全てがそうだという確証はありませんし、何とも言えません…)

 

以前にも上記の記事にて書かせていただきましたが、好き嫌いは個人の自由です。

アンチの人が褒め讃えている選手のことを、たとえ選手本人は悪くないと頭では理解しつつも内心苦手に思ってしまうのも、人間としてごく自然な感情だと思います。

 

しかし、選手へのバッシングや悪質なデマを批判している側の人まで、相手と同じことをしてしまっていたらアンチの思う壺です。

そういうことを続けていると、自身まで「アンチ側の人間」になってしまいす。

 

自分は好きな選手をさんざん叩かれてきてこんなに辛い思いをしてきたのだから、同じことをやり返してやろうという気持ちは、その選手のためという義憤などではありません。ただの私憤です。

 

私はただの一ファンにすぎませんし、どの選手のファンも皆仲良くしようよ、と押し付けるつもりはありません。

考え方、感じ方は人それぞれですし、いつだって公平中立な視線を貫くということはなかなか難しいでしょう。人間ですから。

ただ、そんなことをずっと続けていてしんどくならないのかな?

フィギュアスケートを好きだ、と自信を持って言えるのかな??…という気持ちになります。率直に言うならば。。

 

アンチをこのまま放置しておいて良いのか、という方もおられるかもしれませんが、

幸いというか何というか、アンチのあまりにも非常識な振る舞いのおかげ(?)で世間一般の反応を窺ってみても、フィギュアスケート界隈にはどうもおかしなアンチがいるようだ、ということは少しずつ知れ渡ってきているようです。

フィギュアスケートに何の興味もない、ごくたまに私のフィギュア話に付き合ってくれているだけの知人ですらアンチの存在は察していたぐらいです

(彼もTwitterをやっていますから、選手の名前で検索をかけてみていろんな情報を目にしたのでしょう)

 

おかしな人はおかしな人同士で馴れ合ってせいぜい恥を晒し続けていれば良い、

そして他人に向けて発した言葉はいずれ自分たちにかえってくるだろう…と私は思っています。

(どうしても悪質なデマを拡散されるのを許せない、というのであれば確たる証拠を突きつけながら粛々と反論する、というのが良いかと思います。そこで感情的になってしまったら相手の思う壺ですし、何より怒りの感情を持ち続けるということは精神衛生上あまり良いとは言えませんから…)

 

 

「目の前にいる相手は自分の内面を映し出す鏡」という言葉があります。

自らもアンチに染まってしまうことなく、かつネガティブな情報を気にしない一番の方法は、

「好きなもので自分を満たすこと」 

だと思います。

 

ネット上のバッシングに心を痛めていたり、はたまたアンチへの怒りのあまり本来の自分を見失いかけているという方は、

是非とも自分の好きな選手の演技や、選手同士の仲良し動画などを見て回って癒されて下さい。

 

それでも気分が晴れない、という方は、

いっそのこと一旦フィギュアスケート自体から少し離れて、気分転換に別の趣味に興じてみるのも良いかもしれません。

 

映画鑑賞、アニメ、ゲーム、ウィンドウショッピングetcすぐ始められて気軽にできそうなものなら何でも良いです。

とにかく、安心して心を落ち着かせることができる、好きなもので自分を満たせているという充実感を持てることが大事です。

(しばらくフィギュアから離れていたとしても、別に嫌いになったから離れた訳ではないのでちょっとしたきっかけでいつか必ず戻って来れるときがきます。かくいう私もそうでした。)

 

 

フィギュアスケートに限った話ではありませんが、SNS社会になって、色々と難しい世の中になったなぁ、と学生時代ガラケー世代だった自分は最近つくづく思います

(ちなみに、携帯電話を買ってもらえたのは小学校高学年のときでした。塾帰りが心配だからと持たせて貰えたんですが、当時は小学生が携帯電話って…というような時代だったなぁ。)

 

ネットとの付き合い方は色々と大変なこともあるかもしれませんが、

使い方、考え方次第では楽しいことだって沢山あります。

 

新規のファンの方にも、

以前からのファンの方にも、

是非とも「無理せず」「楽しく」ファン活動を続けていって頂きたいなと思っております。

 

以上です。

個人的に好きなプログラム紹介

重たい話ばかりするのもあまり良くないですし、せっかくブログを開設したので、私が今まで見た中で個人的に好きだと思う選手の演技についてちょっと書かせていただこうかなと思います。

どの選手の演技も本当に素晴らしいので、順位などはつけずに本当に思いついた順にざっと挙げていきますね。。

 

浅田真央さん

ヴァイオリンと管弦楽のファンタジア

成長期でジャンプの調子の浮き沈みが激しい上に「子供っぽい」というイメージから脱却を図らなければいけない等色々と難しいシーズンでしたが、このプログラムは素晴らしいと率直に思いました。衣装チェンジが多かったですが、淡いパープルやブルー等を基調にした衣装はどれも素敵でしたね。。

ちなみに、この曲目当てで映画「ラベンダーの咲く庭で」も鑑賞しましたが、こちらはこちらで素敵な映画でした。

(余談になりますが、町田樹さん、宇野昌磨選手も後に同じプログラムを使用されていましたが、全く同じ曲でも表現に関しては本当に三者三様なのだなと興味深く思いました。。)

 

モスクワの鐘

この頃はさらにジャンプの調子がよくなく、ジャンプ構成も正直言ってトリプルアクセル頼みのかなりリスキーなものでしたがそういったことを差し引いても…というか、「後に引けないハイリスクな構成だからこそ」成立し得たプログラムだったのかな、と今になって思います。

まだ10代の少女にやらせるには「鐘」はあまりにも重すぎるという批判も当時はありましたが、引退後に真央さんご自身が「19歳の頃の自分は一番気が強かった、今は穏やかになった」と語っておられたことから考えるに、あのリスキーな構成で、なおかつ19歳の頃の「激しさ」を備えた彼女にしかできない演技だったのかもしれません。

 

羽生結弦選手

ホワイト・レジェンド

まだシニアデビューしたばかりの頃でしたか、ジャンプは高く美しく、しなやかさと力強さを併せ持ったすごい選手が出てきたなぁと思ったものです。

バイオリンの抒情的な旋律が羽生選手にピッタリで、また演じてほしいなと思っていたらその後のアイスショーで実現しましたね。彼自身にとっても思い入れの深い曲だったのでしょうか。

 

ロミオとジュリエット(2011-2012)

後に違うアレンジで滑っていましたが、個人的には2011~シーズンの方が好みですね。世界選手権のときだったか、途中で倒れてしまいフラフラになりながらも渾身の力で最後まで演じきった姿は今でも記憶に残っています。

 

この後からは海外のコーチに師事するようになり、その他色々な環境の変化はありましたが、今の羽生選手の原点と言えるのはやはりこのホワイト・レジェンドとロミオとジュリエットなのではないかな、と個人的には思っています。

 

SEIMEI

このプログラムは本当に伝説に残りましたね。彼の代表作になるかと思います。

現役引退のときにはもう一度ぜひ滑っていただきたいものです。

(文章が短い?いやだってあんな演技を見させられたら何も言えませんから笑 あと何年か経ってからもう一度SEIMEIの演技を見直したら、もう少し何か言葉が出てくるかもしれないですね。。)

 

宇野昌磨選手

ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア

スミマセン、本当にこの曲好きなんです…笑

真央さんは映画のストーリー自体とはまた別の解釈の「浅田真央」としての演技、町田さんはおそらく映画をしっかり鑑賞された上でストーリーそのものを表現されているのだろうなと思いましたが、宇野選手の演技は天性のものを感じさせられたというか、あの演技をもし映画のストーリーを知らずにやっていたのだとしたら、すごい感性の持ち主だなと驚嘆しました。

(彼はプログラムを演じるにあたってきちんと原作の映画や小説などは読み込むタイプなんでしょうかね?自分の中ではまだまだ謎が多い選手なので結構気になります笑)

 

鈴木明子さん

エストサイドストーリー

バンクーバー五輪での明るく元気いっぱいな演技が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。個人的には中国杯だったか、白のシャツを羽織った衣装の方が好きだったんですが…笑

 

O(オー)

ご本人もかなりお気に入りだと言っておられるプログラム、私も大好きな演技です。

明確なストーリーのない曲を滑ったことはないので新たな挑戦だとのことでしたが、彼女の演技は情景が目に浮かぶようで、悲しみや苦しみを乗り越えた上での生きる喜びのようなものがダイレクトに伝わってくるんですよね。

 

LOVE DANCE

Oから引き続きシルクドソレイユの曲です。後に本郷理華さんの振付の際にもシルクドソレイユのキダムというプログラムを与えたあたり、シルクドソレイユが相当お気に召したのかな?と思うんですがどうなんでしょう笑

 

村上佳菜子さん

ロクサーヌのタンゴ

髪をばっさり切って、黒いシックなパンツスタイルの衣装で臨んだプログラム。曲が早くなっていくごとにどんどん加速していくツイズル、ラストの感情が爆発するかのような渾身のステップが大好きでした。

苦手なアクセルジャンプを決められたときに思わず素に戻って「やった〜!」と笑顔になってしまうところあたり、佳菜子ちゃんらしくて良いなと思ったものです笑

 

本郷理華さん

キダム

先述した鈴木さん振付のプログラム。個性的な振付が散りばめられていて、本郷選手の長い手足と長身のスタイルを活かせるプログラムだと思います

 

リバーダンス

エネルギッシュで見ているだけで元気の出るプログラムです。振付は宮本賢二さんと聞いてなんとなく納得しました笑

何度か衣装チェンジがありましたが、どの衣装も素敵で本郷選手は衣装センスが良いな〜といつも感じています(もともとお顔立ちが華やかでスタイルも良いですしね) 

 

無良崇人さん

Shogun

オペラ座の怪人

男性らしさ、力強さ溢れる演技が印象的でした。羽生選手のトリプルアクセルが幅と着氷後の流れが美しいとすれば、無良さんのトリプルアクセルはとにかく高さと迫力において申し分ないものだったと思います。

好不調の波が激しい選手ではありましたが、順位やメダルなどは関係なしにずっと演技を見ていたいなと思う選手の一人でした。

 

とりあえず日本選手のみ、思いついた順にざっと書かせていただきました。。(もしかしたら後から追加することもあるかもしれません)

 

フィギュアスケートは採点競技である以上、どうしても具体的に数値化し、順位をつけなければいけません。

けれども、そういう競技的な側面とは別として、私の中ではどの選手の演技も大好きなので順位をつけることはできないんですよね。

なので、順位をつけるのはジャッジにお任せして笑、私自身はフィギュアファンの一人として、選手の皆さんの演技を楽しんでいきたいなと思っています。。

バッシングに傷つけられたファンの方へ

現実問題として、被害者側(この場合、選手ご自身とスケート連盟にあたるのでしょうか)が名誉毀損業務妨害等で訴えない限り、民間人の私達にはバッシングをやめさせるということは残念ながら限りなく難しいことだと思われます。

そこで、バッシングを目にして心を痛めてしまった方のために、

ネガティブな情報から身を守るために、私からいくつかお伝えしたいことがございます。

 

まず一つ目。

悪質なデマツイートを見て「なんでそんな嘘つくの!?信じられない」とショックを受けられているファンの皆様には、

「この人の目にはそう見えているんだな、私とは住んでいる世界が違うんだな」と割り切っていただきたいと思っております。

(バッシングを許せない方の中には、デマツイートの主に対して粛々と反論リプを送られている方もおられますが、くれぐれも精神的な負担にならないよう、ご無理だけはなさらないようにと願っております…)

 

私の個人的な感想ですが、

恐らく当人たちは「デマを拡散して嫌いな選手を貶めてやろう」などという自覚はないのが殆どでしょう。

嘘をついている、という自覚はなく「本当にその人の目には、その選手が性格の悪い奴のように見えている」んだと思われます。

選手同士仲良くしているように見える写真でさえ、「私の好きなB選手をA選手がいじめている!!」という風に見えてしまう人だっているぐらいなので。

 

私にとってフィギュアスケート観戦は「趣味」であり「好きなこと」です。

好きなことなのに一部の悪質なツイートに傷つけられ、フィギュアスケート自体が嫌いになった…などということは一ファンとしてとても悲しいことです。

特定選手のバッシングを見てしまい傷ついてしまったというファンの皆様には、

一部のバカバカしいデマを流しているバカは一切無視して、周りの目は気にすることなくご自身の好きな選手を今後も応援していってほしいと願っております。

 

二つ目。

 

「好き嫌い」と「誹謗中傷」は違うものです。

フィギュアスケートは個性豊かな選手が揃っている分、人によって好き嫌いの分かれやすい競技だと思っています。

なので、嫌い、苦手、という感情が湧くことは自然なことです。(ちなみに、先日の某映画監督のように、著名人が公の場で特定選手を名指しでどうこう言うのは昨今はやりの炎上商法という可能性が高いので、あまり深く受け止めすぎない方がよいかと思われます汗)

 

前回の記事(https://monokurokun.hatenablog.com/entry/2018/03/31/160000)

にも書かせていただきましたが、

フィギュアスケートは多くのスター選手を抱えてはいるものの、野球やサッカーなどのメジャースポーツに比べると、競技としてはまだまだ「マイナースポーツ」に入るでしょう。

なので、熱心なフィギュアファンとそうでない方の間には割と温度差があることが多いです。

例えばの話ですが、

フィギュアに関心のない方の「私◯◯選手そんな好きでもないしそもそもフィギュアスケート自体嫌いなんだよね」

…的な呟きを、◯◯選手のファンの方が見てしまったとします。

そこでその人を◯◯選手のアンチだと決めつけて攻撃してしまうと「何この人、フィギュアファンて怖い…」と萎縮させてしまうかもしれません。

何より、そういった状態がずっと続いていると、◯◯選手に関する話題を見る度に「この人はファンなの?それともアンチ?」と疑心暗鬼になってしまい、やっぱりフィギュアスケートという競技そのものを楽しめなくなってしまうかもしれません。

「好き嫌いは人それぞれ」

「フィギュアファンとそうでない人の間には結構温度差がある」ということを念頭に置いた上で、人は人、自分は自分だと思って、自分なりに楽しくフィギュアファンを続けていっていただきたいと思っております。

 

以上です。

新規のファンの方々へ

五輪をきっかけにフィギュアスケートに興味を持たれた方、特定の選手のファンになられた方へ。

フィギュアファンの方が増えることは古参ファンにとっては嬉しいことです。大歓迎です。。

ただ、最近ファンになられたという方の中には、ブログやTwitterで一部の特定選手へのバッシングを見かけて驚かれた方も多いかと思われます。

ですので、そういったアンチ層に巻き込まれない=「純粋にフィギュアスケート観戦自体を楽しんでもらう」ために私の方から以下のアドバイスをさせて頂きたいと思います。

 

①ファンブログやTwitterは、内容をよく見てからフォローする

自分のお気に入りの選手を応援している人とお近づきになりたい、と思うことはあるでしょう。

ただ、その選手を好きは好きでも

「◯◯選手はスケート連盟やマスコミ等あらゆる機関から冷遇されているので私達ファンが守ってあげなければいけない

とか

「ライバルの△△選手は不正で勝っている」だとか

そういった内容を書いているブロガー、Twitterユーザーに関しては見なかったことにしてそっと離れて下さい。

冷遇されているだの不正だのというのはその人の主観です。(採点に関しては、確かに過去に不正問題はありましたし、ジャッジも人間なのでいつも100%正しいのかどうかは私にも分かりません。しかし、ジャッジでもないシロートがこいつはいつも不正で勝っていると決めつけるのは如何なものでしょう。)

主観をさも事実のように語り、自分の身内でもない選手を「守らないといけない」と豪語するような方は、ファンではなく「ヤバイ人」です。

もちろん、ファンの中には、特定選手のファンであっても他選手のことも平等に応援しているような方は沢山いらっしゃいます(私の感覚では、そういった人ほどマスコミの過剰報道からは一歩距離を置いていたり、きちんと採点ルールを理解されていたりすることが多いような気がしますね)

もしフィギュアファンのお友達を作りたいのであれば、そういった方々とぜひ繋がっていただきたいと思います。

 

②マスコミの報道を真に受けすぎない

男女ともにスター選手を多く輩出しているとはいえ、フィギュアは野球やサッカーなどと比べるとなんだかんだでまだまだマイナースポーツです。

視聴率を取りたいマスコミからすれば、スター選手をとにかく持ち上げたいという一心で

特定の選手だけを持ち上げたり、はたまたもう一人の注目選手とライバル対決のような感じで煽ったりすることはあるでしょう。

そういった報道の仕方にフラストレーションを溜めないためにも、マスコミってそんなもんだよな、といった感じでスルーしてあげて下さい。

あと、スター選手を持ち上げる割に、マスコミの人達はフィギュアスケートの採点にあまり詳しくありません。^^;

◯◯選手は素晴らしい表現力で勝利した、みたいなトンチンカンなことを言うコメンテーターもいるかもしれませんが(フィギュアの採点に「表現力」という項目はありません)やっぱり余計なフラストレーションを溜めないためにもスルーして下さい。

アンチ層が特定選手へのバッシングをする理由は、採点への不満もあるのでしょうが(ジャッジの採点に関しては後述します)

「メディアの一方的な報道への不満が溜まりに溜まって、結果的に選手への八つ当たりになってしまった」というのも大きいかと思われます。

どうか、マスコミがどう報じようと真に受けすぎず、誰が何と言おうと自分はこの選手が好きだという気持ちを大事にして、応援に励んで下さい。

 

③「ジャッジの採点と自分の感覚は別」だと思っておく

主観や個人的感情を抑えて厳しく採点していくジャッジと、あくまで娯楽として観戦しているファンとは全然立場が違います。

ファン目線では素晴らしい感動的な演技でも、ジャッジの目からすれば細かいミスを重ねていて残念ながら高得点には繋がらない…ということはよくあるものです。

その際には決してジャッジやその選手のコーチを叩いたりはしないで下さい。

ライバル選手の方が良い点数だからと言って、その選手へ怒りを向けるのもNGです。

そして、ジャッジやコーチやライバル選手を叩くのではなく、できることなら

「ジャッジからはあまり評価されなかったけど、私の中では◯◯選手の演技は素晴らしかった、頑張って下さい」と選手への応援の方に力を注いでいただければと思います。

他人への八つ当たりなんかよりも自身へのエールの方が、選手ご自身にとっては断然嬉しいことでしょうから…。

 

以上です。